書斎をおしゃれにレイアウトする4つのポイント ~カーテンをアクセントに~

  • 書斎をおしゃれにレイアウトするポイント

    書斎をおしゃれにレイアウトするポイントは、「統一感を出すこと」です。そのために、まずはどんな書斎にしたいのか、しっかりイメージしましょう。ここの方向性ぶれてしまうと、おしゃれな書斎のイメージから遠ざかってしまいます。イメージを決めたら、それに合わせてインテリアや色を決めていくと、おしゃれな書斎に仕上がります。ここでは、おしゃれな書斎づくりのために欠かせないポイントを、順を追ってみていきましょう。


    どんなイメージにするか考える際に参考になるのが、「デザインのテイスト」です。日本人に人気のテイストはいくつかあります。

    • 和風テイスト


      障子や畳、民芸家具を使い、わびさびを演出する渋いインテリアが特徴。ほどよくレトロ感のある和モダンが人気です。

      北欧テイスト


      スウェーデンやデンマークをはじめとする北欧諸国のインテリアを取り入れるスタイル。北欧デザイナーによるデザイン性の高い家具や、アースカラーで統一されたかわいらしい雑貨が、北欧ファンの間で人気です。

    • アメリカンテイスト


      一口にアメリカンと言っても、テイストはさまざまです。メジャーなところでは、レトロでポップな「ダイナーアメリカンテイスト」、開拓時代を連想させる「カントリーアメリカンテイスト」、レザーやダークカラーの家具を使った「ヴィンテージアメリカンテイスト」、カウボーイを思わせる「サウスウェスタンテイスト」、海をイメージした「カリフォルニアテイスト」、ニューヨークのダウンタウンをイメージした「ブルックリンテイスト」などがあげられます。アメリカは広いので、それぞれの地域特有のインテリアが発達しました。

    • ナチュラルテイスト


      木のぬくもりをふんだんに取り入れた、ナチュラルでやわらかなインテリアが特徴です。

    • 南欧テイスト


      フランスやスペイン、ギリシャやイタリアなどの地中海地方で取り入れられているインテリアです。まるでおとぎの国から飛び出したようなかわいらしいデザインが特徴です。

      この他にもテイストのジャンルはさまざまあるので、インテリアマガジンやカタログでいろいろ探してみましょう。



    書斎のテイストが決まったら、それに合わせて壁紙、デスク、椅子、書棚、小物、雑貨、照明、カーテンなどのインテリアを決めていきましょう。テイストと合ってさえいれば、どんなインテリアを選ぶかは自由です。


    テイストによって、色の方向性も決まっています。インテリアの組み合わせは自由ですが、色使いに関しては相性を考え、イメージを壊さないようにしましょう。


    おしゃれな書斎をキープするためには、最初に決めたテイストでずっと統一していきましょう。長く同じものを使用すると、別のテイストのインテリアも取り入れたくなるかもしれませんが、テイストがぶれるとどうしても部屋にばらつき感が出てしまいます。もし、部屋のテイストに飽きた場合は、可能な範囲で、全体的なイメージをまるごと変えてしまう方がおしゃれ感を保てます。

  • 書斎づくりで注意すべき点

    実際に書斎づくりに取り組んでみた方のご意見を元に、注意すべき点をいくつかご紹介します。


    これから新築を建てる方や、今ある家の中に書斎を新たにつくりたいと思っている方は、家の中における「書斎の位置」に注意してください。生活動線として移動しやすい場所に書斎がないと、書斎に行って作業をするのがおっくうになり、せっかく書斎をおしゃれにレイアウトしても使わなくなってしまう可能性が大です。逆に、家族の生活動線の邪魔になるような場所に書斎を作るのも考えものです。また、寝室の真横に作っていると、ついベッドに横になってリラックスモードになってしまうという人もいます。どの位置に書斎をつくれば生産性の高い空間になるかについては、よく検討を重ねましょう。


    書斎では、パソコンやタブレットなどの電子機器は必ず使います。そのため、コンセントが使いやすい位置にないと非常に不憫です。5mや10mのケーブルが付いた長いタコ足配線もありますが、部屋にごちゃごちゃ感が出て、「おしゃれな書斎」のイメージから遠ざかってしまいます。書斎の位置を決める際にコンセントの動線もしっかり確認しましょう。


    書斎では、wifiがしっかりとキャッチできるか確認しましょう。wifiルーターの位置を移動すれば大丈夫な場合もありますが、部屋の構造的にどう工夫しても電波が弱くなるところもありますので、最悪の場合仕事ができないという状況にもなりえます。書斎は、電波を阻むものがあまりないフラットな場所に設置するのがおすすめです。


    書斎にエアコンがあるのか、ないのか、隣の部屋と共用なのかは非常に大切なポイントです。書斎では、仕事や読書、趣味の作業などで長時間滞在することが予想されますので、快適で集中しやすい環境づくりが欠かせません。エアコンがそばにあり、気温調節が簡単に出来ることが大事です。


    書斎は、デスク選びが最も重要なポイントと言ってもいいでしょう。デスクの使い心地が悪いと作業効率が下がります。かといって、使い心地を重視して部屋に対して大きすぎるデスクを選ぶと、デスク以外に置ける家具がなくなり、デスク上にモノがあふれて「おしゃれな書斎」にはほど遠くなります。まずデスクを買う前に、部屋のどこにデスクをレイアウトするのかを決めましょう。そのあとで、デスクのレイアウト場所の寸法と、購入を検討するデスクの寸法をくまなくはかり、「仕事がしやすく、サイズも丁度良く、椅子を引いても人が通れるスペースが取れるもの」を選んでください。


    書斎に窓があると、空気の入れ替えができたり外の景色を楽しめたり、適度に気分転換できるツールとして活躍します。ただし、位置やサイズによっては直射日光の影響を受けすぎてしまったり、人通りの多い通りに面していると騒音が気になる場合もあります。その際は、 UVカット機能や遮光機能、防音機能が付いたカーテンやブラインドでうまく調整していきましょう。カーテンは部屋の印象を決める大事なインテリアでもありますから、機能性の高さに加えデザイン性も優れているカーテンを選ぶようにすると、おしゃれな書斎に近づきます。

  • 書斎の印象をおしゃれにするカーテン選びのコツ

    書斎をおしゃれにレイアウトするためには、テイストが統一されたインテリアを選び、部屋にきれいに配置することがポイントです。そして最終的には「どんなカーテンを掛けるか」で部屋の印象が決まります。カーテンは「部屋の顔」とも言えるインテリアなので、ぜひこだわりのカーテンでおしゃれな書斎に仕上げましょう。書斎は仕事や読書、趣味などに取り組む空間なので、デザイン性の高さに加え、集中力を高めたり居心地の良さを感じる色や機能、テイストを持つカーテンを選ぶことが大事です。ここでは、自分好みのおしゃれな書斎にするカーテン選びのコツをご紹介します。


    まずは部屋のテイストがポイントです。ヴィンテージ風やアンティーク調で大人な雰囲気なのか、無骨で男性らしいインダストリアルなのか、ポップで明るい元気な印象なのか。部屋のテイストの方向性により、選ぶべきカーテンが絞られてきます。その上で色を決めていきます。


    • 最もおすすめなのは「青」


      書斎に最もおすすめする色は、集中力を高める「青」です。青色には心をリラックス状態に導き、集中力を高めてそれを持続させる効能が期待できます。カーテンの色にさほどこだわりがなければ、書斎のカーテンには青系のものを選んでおけば間違いありません。

    • 元気が出る暖色系の「ビタミンカラー」


      仕事への気持ちを盛り上げるなら、黄色やオレンジ、レッドなどの暖色系ビタミンカラーを取り入れるといいでしょう。これらのカラーはテンションを高める効果があるので、一気に集中力が上がり行動効率が良くなります。特にイエローには発想力を高めてくれる効果があるので、斬新な発想で考えたいときに見ると脳が活性化します。ただしビタミンカラーは、発色がヴィヴィットすぎると長時間の作業に及んだ時に疲労感を感じやすい色でもあるので、少し控えめの発色のものを選んだり、白やクリームなどの落ち着いた色と組み合わせたり、アクセントとして刺繍などで一部取り入れるだけにしたりなどの工夫が必要です。

    • かわいらしい「ピンク」や「紫」


      女性らしい雰囲気の部屋にしたいときは、ピンクや紫もおすすめです。ピンクと紫にはヒーリング効果があり、知的能力を高めて集中力を上げる効果があります。部屋全体がかわいらしい柔らかな雰囲気に包まれますので、心地よい空間でしっかりと仕事に取り組めるでしょう。



    テイストと色合いが決まったら、カーテンの機能性にも注目です。書斎には本を蔵書している方も多いと思いますが、日焼けによる本の劣化は防ぎたいもの。その時はレース状の「UVカットカーテン」を活用してください。UVカットカーテンなら、室内に光を採り込んでくれますが、紫外線はカットしてくれます。また、書斎では静かに過ごしたい方には、遮音性のある「防音カーテン」もおすすめ。厚手の生地でできていますので吸音効果があり、外からの生活音の軽減が期待できます。その他、季節により「遮熱カーテン」や「断熱カーテン」、「遮光カーテン」を上手に組み合わせるようにすると、書斎で一年中快適に過ごせます。


    カーテンには「バルーン」、「シェード」、「フラット」などのスタイルがあります。こういったスタイルのカーテンは、書斎の印象を普段とは全く違うものにしてくれます。特にバルーンは、ドラマのような非日常感が演出できるのでおすすめです。テイスト・色・機能性にプラスして、いつもとは一味違うカーテンを試してみたくなったら、ぜひサンクリドーのオーダーカーテンを検討してみて下さい。

  • サンクリドーのオーダーカーテンを使った書斎レイアウト事例

    サンクリドーはオーダーカーテンを取り扱っております。ご要望に合わせた、お客様の書斎にぴったりのカーテンをお作りしています。ここでは、書斎をサンクリドーのカーテンでレイアウトした施工事例をいくつかご紹介させていただきます。


    • 遊び心のある書斎


      遊び心のある書斎

      ビタミンカラーの生地にビスコース糸で刺繍の施されたドレープカーテンと、リネンとポリエステルを混紡した生地をベースに、ビスコースのバイヤステープを
      3~4重丸に縫い付けているシアーカーテンでコーディネートした事例です。
      ちなみにドレープカーテンは厚地のカーテンのことで、シアーカーテンは薄地で光が透けるレースカーテンのことです。ドレープカーテンとシアーカーテンは合わせて使います。

      遊び心のある書斎

      カーテンをクローズアップしてみました。
      使用ブランドは、ドレープカーテンがCAMENGOのPESANTEUR、シアーカーテンはCAMENGOのCONSONANCEになります。現代アートのような美しいデザインが楽しめる、おしゃれで元気なイメージの書斎になりましたね。

    • シアーカーテン


      シアーカーテン

      こちらのシアーカーテンは、横に流れるゴールドのすそ模様がエレガントさを引き立てています。女性に人気のデザインです。書斎の雰囲気も上品になります。

    • フラットバルーン


      フラットバルーン

      イエローのフラットバルーンカーテンを掛けた書斎です。フラットバルーンとは、横に開閉しない昇降型のカーテンで、上げると写真のようにバルーン(風船)のようなふくらみができるもののことです。イエローの効果で部屋の雰囲気がパッと明るくなり、居心地のいい空間になりました。

    • 異なる素材を組み合わせたシアーカーテン


      異なる素材を組み合わせたシアーカーテン

      通例なら窓側にシアーカーテン、室内側にドレープカーテンを掛けますが、こちらの事例のように逆にして、窓側にドレープ、内側にシアーを掛けるのもおしゃれです。

      異なる素材を組み合わせたシアーカーテン

      腰窓には上下に開閉するシェードカーテンをつけましたが、シアー部分に異なる2つの柄(リーフ柄と縦に切り込みを入れた柄)をいれて少々こだわりを加えました。素材感の異なる2つの柄を組み合わせてカーテンが作れるのは、サンクリドーのオーダーカーテンならではです。

  • まとめ

    サンクリドーでは、海外のブランドカーテンをふんだんに取り揃えております。価格帯もバリエーションに富んでおり、お客様のご予算に合わせたオリジナルのカーテンをお作りすることが可能です。サンクリドーのオーダーカーテンで、ご自宅の書斎をおしゃれな空間にしてみませんか?ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

オーダーカーテンについてのお役立ち情報

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カーテンとラグマットの統一感

部屋を広く見せるオーダーカーテンとは

施工事例一覧