営業時間 10:30〜18:00(水曜・第1第3日曜定休)
インテリアエディターDと行く、高級輸入ファブリックの世界 vol.6
インテリアエディターDが、高級輸入ファブリックの取り入れ方を実際に見て・触れて・レポートする連載企画。皆さんは国内に自社縫製工場・クリーニング工場をもつオーダーカーテン専門店は数少ないという事実をご存知ですか?国内で繊細な作業のできる職人さんを抱えることで、美しいフォルムのカーテンを作ることが叶います。また環境に最大限配慮したドライクリーニングの工場を維持するのは大変なことではありますが、縫製工場とクリーニング工場とが隣接していると、輸送費等の見えない金額がかかることなくクリーニングと手直しをワンストップでお願いできるので余計なコストをかけることなく高品質のサービスを受けることができます。

高級輸入ファブリックのオーダーカーテン専門店「サンクリドー 」には、埼玉県・加須市に自社縫製工場・クリーニング工場があります。美しく均整のとれた窓のしつらえをお望みの方や、オフィスのカーテンクリーニングに悩んでいらっしゃる総務の方、高機能な窓辺を作りたい方にもおすすめ!

日本一面倒見のいいカーテン専門店「サンクリドー」を支える工場を訪れて、職人さん達のお仕事を拝見してきました。カーテンへのこだわりとお客様に長くご愛用いただくための真摯な取り組みをご紹介します。
2022.11.01

vol.6_日本一面倒見のいいカーテン専門店

映画のワンシーンのような窓辺をつくってみたいと思いませんか?

家を新築したり引っ越したり、住む場所が変わると真っ先に頭を悩ませるのが「窓辺」問題。外からの視線を遮り、外気に左右されることなく室温を心地よく保ち、室内に取り込む日光を調節するなど多くの「機能性」がカーテンには求められます。でも私たちがカーテンを決める際の判断材料は、それだけでしょうか?心地よい風が季節の香りを運んでくる窓辺の風景を想像してみてください。
自然素材独特の優しい風合いが窓辺を彩るリネン素材
たたまれたローマンシェードの隙間から見える庭の緑
写真左/ たっぷりと床に落ちる(ブレイクスタイル)が描く艶やかな陰影 ご提供元:アトリエ ラ メゾン様
写真右/ 柄on 柄でつくる奥行きのある窓辺の風景 *椅子張り生地のご用意もあります ご提供元:アトリエ ラ メゾン様
描きたい暮らしを「憧れ」で終わらせずに作りたい!と思ったら、生地選び・現調・仕立て・施工・アフターケアまでワンストップでサービスを受けられる 「サンクリドー」が頼りになります。店内にはフィスバ、サコ、ロロピアーナ 、デザイン・オブ・ザ・タイム、バウマン 、ハンターダグラス 、ナニックなど数多くのブランドをまたいだ豊富なセレクトがあり、大きなテーブルで広げて組み合わせて見せてくれます。天然素材のリネンやウール、カシミアをはじめ 、サンクリドー世田谷ではコンクリート打ちっ放しにも負けない素材感や個性強目の世界観の柄ものまで、サンクリドー横浜ではフレンチシックなものやナチュラルテイストのものを揃えています。
世田谷店は、東京メトロ千代田線・小田急線「代々木上原」駅から徒歩9分、小田急線「東北沢」駅から徒歩4分
横浜店は、東急東横線「大倉山」駅から徒歩2分

ファブリックの特性を知り尽くした職人技が叶える美しいフォルム

サンクリドーには1971年設立の自社縫製工場が埼玉・加須にあります。この一帯はかつて「行田の鯉のぼり」などで縫製の街として栄えた歴史がありますが、より安価な加工賃を求める企業のニーズとともに多くの工場は閉業しました。そんななかサンクリドーは、仕上がりの“品の良さ”にこだわり熟練の職人たちのいる自社工場を大事に続けてきました。均質ではない個性豊かな輸入生地の風合いを活かしながらインテリアとして機能するように仕立てるためには、長年の経験で培われる判断力と確かな手仕事の技術が必要です。
海外では許容範囲とされるプリントの歪みを、吊るした時に目立たないように配慮して裁断する職人の判断力
写真左/本縫い前のしつけは熟練職人にしかできない技
写真右/作業効率を求めどの布にも合う透明のナイロン糸で縫う工場が多い中、品の良さを求め都度色合わせをする糸
刺繍入りのレース生地のピリング(毛羽立ち)を確認したり、海外ブランド特有のプリントの歪みを考慮して裁断したり、本縫いの前に手作業でしつけを施したり、200色ある糸からカーテンに合うものを選んで都度ボビンに巻き付けたり…工場の職人さんたちは、まるでクチュリエのよう!
モダンなサコのシアーをルーズなシルエットで楽しむ窓辺
遮光のロールスクリーンに フィスバの大柄のシアーでを重ねて機能性とエレガントなアクセントをご提案
吊るした時やたたまれた時に美しく納まるための縫製の手順やディテールなど、生地に合わせて機械を使いながら手仕事で仕上げています。誇りをもって仕立てることを楽しんでいらっしゃる姿がとても印象的でした。

自社で縫製工場とクリーニング工場をもつ「サンクリドー」だからできること

長年の経験で培った糸に負担をかけないノウハウ
カーテンやローマンシェードのクリーニングは何年かに一度の大きなスパンですが、自分で外したり運んだりするのは思った以上に手間がかかります。サンクリドーは、連絡をするだけで取り外してクリーニングして取付けまで対応してくれます。

縫製工場に併設したクリーニング工場では、長年お使いいただけるよう糸にもっとも負担をかけない方法で色鮮やかに仕上げるノウハウがあり、クリーニングの際にみつけた修理箇所は、隣接した縫製工場に持ち込んで直してくれます。希望すれば、カーテン完成までの期間やクリーニングの期間など貸出カーテンを用意してもらえます。
「生地は作れないけれど、それ以外は糸になるまで面倒見ます。」と語る代表取締役の中島哲郎氏(写真右)と工場を共にするカーテン専門店を地元で営む父・中島政行氏
カーテンを開ける度に特別な1日が始まるような気持ちになる、そんなお気に入りを信頼できるサンクリドーで誂えてみませんか? ご提案から採寸・製作・取り付け・メンテナンスまでワンストップで安心して頼める体制が整っているので安心です。ここだけの話、コラムを書くようになったのは私自身がサンクリドーのお客さんとして自宅を始め友人宅をお願いしていたという経緯があり、自信を持ってオススメしています・笑。

なにより美しい布は見ているだけでも心がときめきますよね!

文章:土橋陽子

Profile

土橋陽子
Yoko Dobashi

土橋陽子

株式会社イデーに5年間(’97~’02)所属。定番家具開発や、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。

2012年よりフリーランスデザイナー・インテリアライター。自身デザインのfunpunclock が、2017年グッドデザイン賞受賞。

使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするメディアサイトPrecious.jpにて「身長156cmのインテリア」連載中。

オーダーカーテンショップ サンクリドー

サンクリドー世田谷

〒155-0031 東京都世田谷区北沢5-1-15
TEL:03-3465-6488

サンクリドー横浜

〒222-0037 横浜市港北区大倉山3-2-25
TEL 045-544-2345

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